MOA美術館

熱海にあるMOA美術館に行きました。
ここは日本の美術品を展示、茶室・能楽堂・海に面した庭園など、広大な敷地の美術館になっています。
また、カフェ・レストラン・蕎麦屋、和食と甘味処などがあり、一日中居ても楽しめる美術館です。

1982年の開館ですが最近、杉本博司氏と榊田倫之氏により、リニューアルされたそうです。
建築は展示作品とは異なり、現代的な空間です。
桜の時期にここに来れたので、一層楽しめました。

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表側の玄関ドア

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内側エントランスドアは人間国宝 室瀬和美氏による赤と黒の漆塗の扉。

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今回の展覧会 「URUSHI 伝統と改革」
展示スペースは、作品の年代に合わせた木(作品により種類が違う)と畳が使われています。
そして前面に低反射ガラスが入っていますが、背面の壁面はグレーが使われているので映り込みがなく、全く素通りで作品を見るようです。

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ロビーに杉本博司氏の写真が展示されています。

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木製の自動ドアーの入り口から展示室へと入って行きます。
床に敷かれたタイルは立体で、石畳を感じさせられる演出のように感じました。
展示室内は撮影禁止です。

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黄金の茶室

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2Fから1Fに続く階段のステップは、まるで漆塗りのように見える素材が使われています。
ブラインドも木曽檜の格子。

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杉本博司氏の作品「月下紅白梅図」
尾形光琳「紅白梅図」をモノクロでプラチナ・パラディウム・プリントにより「月夜の梅」を表現した作品。

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能楽堂

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ミュージアムショップ

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カフェ

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美術館は山の中腹に建てられていて、メインの3Fの入り口と麓の入り口と2箇所あります。
麓の入場口からは長いエスカレーターを何機(5台以上)も乗り継いで、総延長200m 高低差60mを登り、メインの入り口に辿り着きます。
トンネル内を登って行くような不思議な空間です。


麓側の入り口

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駐車場でもうこの景色。この時期に来れて良かった。

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by photoyell | 2019-04-07 12:33 | アート | Comments(0)